わが家はこうした! ベビー寝具で実際に揃えたもの&代用したもの【目指した必要最低限】

本記事は、あくまで一個人が編み出した内容です。乳幼児のベッド周りは事故につながる恐れもあるので、最終判断は各ご家庭でお願いいたします。

赤ちゃんが産まれるとなったら考える必要が出てくるベビー布団周り。

わが家では、極力、必要最低限のものだけ用意したいという思いで、家にあるもので代用できないかとあれこれ思索。

目次

添い寝? ベビー布団? わが家の就寝状況とベビーベッドを選んだ理由

私たち夫婦はこんな感じの厚めのダブルサイズのマットレスで就寝。

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ベッドフレームの高さと合わせて、大人の膝丈くらいの高さがあります。

赤ちゃんを迎えるにあたって、

  1. 赤ちゃんと一緒に寝る(添い寝する)
  2. 大人用布団の横に赤ちゃんを寝かせる用の布団orマットレスを用意して並んで寝る
  3. ベビーベッドを用意して赤ちゃんはそこに寝かせる

という選択肢がありますが、わが家では1、2は早々に除外。

ベビーベッドを選んだ理由、それは赤ちゃんと同じ布団 or すぐ隣で寝るのは押し潰しそうで恐い、と思ったからです。

寝相の悪い私から赤ちゃんを隔離したい

まず1を除外の理由は、私がめちゃくちゃ寝相が悪い

殴る蹴るレベルの動きが発生するらしくて、幼少期の頃に親戚のお姉ちゃんと一緒に寝て翌朝、「もう○◯ちゃんとは絶対一緒に寝ない」と真顔で宣言されたことがあります。それくらい寝相が悪い。

大人用の布団で寝ると、重たい大人用の掛け布団が赤ちゃんに覆い被さって危険!

とかいう話以前に、自分で赤ちゃんを叩き潰してしまわないか本気で心配。そんなわけで1は除外。

2は、自分たちが敷布団だったらこの方法を取りたいなと思っていたのですが、高さのあるマットレスだったためちょっと躊躇。

寝相の悪い私、床にまで転げ落ちたのは流石に過去数回だけですが、それも自覚がある分だけ。

もしかしたら寝ぼけて気づいていないだけでもっと頻繁に落ちていることもあるかもしれない。

落ちた先に赤ちゃんがいたら--? 

落ちなかったとしても、新生児のお世話で朦朧とした頭で夜中にトイレ行こうとしてうっかり踏んづけたら--?

こわいこわい!

ってことでやっぱり除外。

夫婦のマットレスをなくして敷布団生活に移行するのも一瞬考えましたが、その期間マットレスどこに置くのだし、敷布団をわざわざ新調するのもどうなので除外。

家にあったベビーベッド!

そんなわけで選択肢3のベビーベッドを選びました。

選びましたというか、夫の使っていたベビーベッドが夫の実家から出てきたので、せっかくなのでこれを使おうということに。

正直、ベビーベッドがもともと家になかったら、買っていたかわからないな……。

ヒヤヒヤしながら選択肢2の大人マットレスの隣にベビー布団敷いて、やりくりしていたかもしれません。

家にあったベビーベッドはうん10年前のものですが、木枠もしっかりしており綺麗。

ベビーベッドに使用期限があるかわかりませんが、まぁそこは自己責任で。

代を超えてのお下がりも、なかなかいいじゃないですか。

基本のベビー布団 重ねる順番

ベビーベッドを使うとなったら、ベビーサイズのベビー寝具も揃える必要があります。

各所ベビー用品店の必要なものリストなどを調べると以下のような感じ。上から順に、実際に布団に重ねる順番です。

  • 枕&枕カバー
  • かけ布団&かけ布団カバー
  • フィッティングシーツ(敷布団カバー?)
  • キルトパッド
  • 防水シート
  • 敷布団(固いやつ)

太字で示したものが、「ベビー寝具基本の6点セット」などによく入っているもの。

ベビー寝具基本6点セットの他に、防水シート・キルトパッドがプラスされたセットがあったり、別途必要であればさらにガーゼケットや綿毛布なんかも好きにかけてね、な感じです。

【本音】こんなにいるの? ベビー布団一式は本当に必要か? わが家の住居環境をふまえて

基本はわかった。

ベビー布団一式の基本6点セットを買えば、普通に大人が就寝する際のイメージからすると、最低限揃っている感じです。

けれど、本音として、これ本当に全部いるの? と。下手すると数ヶ月しか使わないものなので、ちょっと慎重になります。

わが家は新しめの一戸建て住宅。さらに我々夫婦が貧弱現代っ子のため基本的に

  • 夏:冷房つけっぱなし。
  • 冬:秋〜春先まで床暖常時運転。足元暖かで、隙間風なんてない。

という状況です。

こんな状況ですので、「新生児に掛け布団とか、いる?」となり。

夏生まれの我が子、家にもともとあるタオルケットやバスタオルじゃダメかなー? と。

赤ちゃんは大人より体温が高いから、暑くしすぎてはNG

という話も聞き、さらに深まる疑惑。

冬も、万が一「ママと一緒に寝るー!」ってのでベビーベッド卒業しちゃってたら、最初に掛け布団まで買うのは勿体無いよなぁと。

さらに、セットでついてくる枕も、これ本当にいる? ってなり。

可愛い! 可愛いよ本当に! 赤ちゃん用枕!

でも、タオルで代用できないかな……とか。(後述の助産師さんの動画では、窒息の危険性があるので枕は使わないでください、とも

キルトパッドもシーツがあれば必要ないじゃない?

防水シートもおねしょ対策で念の為に敷いとくだけのもの? いるかなーオムツきちんとしてれば漏れないよな……?

と、どんどんプチパニック状態に。

こんな時に頼りになるのは実際に体験した先輩方のお声!

先輩ママさん達からの助言

周りの先輩ママさんパパさん達に聞いてみました。

掛け布団 ⇒ いらない。バスタオルなどで十分!

家にもともとあったタオルケットでいくことに。その後いろいろ調べて、新生児の頃用にスリーパーの購入も決意。

赤ちゃん用枕 ⇒ いらない。なくてもいいしタオル畳んだのとかで十分!

よし、なしでいく!

防水シートは必須! おねしょ対策だけではなく、大きくなってからの嘔吐対策にも!

防水シートは、オムツさえしっかりしていればいらない、とか「赤ちゃんの頃だけしか使えない」とか思っていましたが、吐き戻し・嘔吐対策で重宝するのだとか。

乳児期のミルクの吐き戻しもそうですが、本領発揮するのが少し大きくなってから。

小学生のお子さんがいるママさん談で、子供が胃腸炎になったことが何回かあって寝ながら吐いてしまった時に助かったそうで。小学生になった今でもずっと使っているとのこと。

それなら確かに1枚あってもいいねー! と購入決意。

さらに、先輩ママの声として以下の動画もおすすめです。

「最低限、いるものだけ揃えよう!」と考えていたのに、色々見ているうちに

  • やっぱりちゃんとしたのあったほうがいいかも!
  • いろいろと可愛く揃えてあげたい!

とテンションが昂り。

危うく寝具と名のつくもの全セット購入してしまおうか! となっていた頃に気を鎮めてくれた動画です。

助産師さんであるという医学的知識がベースにある信頼感はもちろん、何より12人育ててきたという圧倒的なる実体験から語られる「本当に必要なもの」はもう必聴です。

さらに、睡眠時に発生する「乳幼児突然死症候群」に関するこちらの動画も見て、色々考慮します。

あるもの・代用できるもの・買ったもので実際に揃えたもの

先述の先輩方の声や先の動画を見て、その上で自分たちの家にあてはめ要不要を検討した結果がこちら!

以下、わが家流かつ現時点での状況です。

とりあえずこれでいってみて、後々やっぱり必要だと思ったものを買い足していきたいと思います。

メーカーやサイズなどは、買い足し時用のわが家のメモ書きなので、ざっくりです。

【ベビーベッド】家にあったもの

先述の通り、家にあったもの。

メーカー不明。サイズは自分たちで測ったもので内寸 110cm x 63cm。

ベビーベッドの「標準サイズ 120×70cm」とも「ミニサイズ 90×60cm」とも違う大きさ。

こちらのページでいう「小型ベッド」の部類になるようです。

【敷布団】大人用シングル固マットレス三つ折りで代用

家にあった大人用シングル三つ折り固マットレスを使用。

ウエルストン クラシキ(現SINGS株式会社)のもの。

サイズは厚さ40mm x 幅910mm x 長さ1950mm。

それを三つ折りの状態で使うので、厚さ120mm x 幅650mm x 長さ910mmに。

これが、110cm x 63cmのベビーベッドに横幅ピッタシ!

長さはちょっと短いけど、許容範囲かなと。このすき間部分に赤ちゃんが落ちないように何かしら策が必要ですが。

少し大きくなって、夫婦のマットレスの横に寝る案に移行したとしても、三つ折りマットレスを広げればシングルサイズまでいけるし、よしよし。

【防水シーツ付きキルトパッド】ジェフおねしょシーツ防水キルトパットを購入(でもキルトパットはバスタオル代用でいけたんじゃないかとプチ後悔)

購入品。キルトパッドと防水シーツが一体型になったもの。

サイズは70x120cm。三つ折りにしたマットレス(65cm x 91cm)からちょっとはみ出ますが、四隅ゴムが付いていなかったので端を折り込んで使う予定。

(四隅ゴム付いていたとしても、マットレスが規定サイズではないので取り付けられないはず……)

正直、これはちょっと失敗しちゃったかなーと思います。

後述しますが、シーツをバスタオル代用でいくことにしたので、キルトパッドはいらなかったかな? と。防水シートだけで良かったかも。

ところで、赤ちゃん用品店のお買い物リストには、フィッティングシーツなるものの下にキルトパットを敷きましょうってなっているけれど、これもちょっと謎です。

大人の寝具でも、夏はサラサラ生地の汗とりパット、冬は起毛のあったかパットを利用していますが、これの上にわざわざシーツ重ねて使いませんよね。(え、使い方間違えてる?)

ベビー用のキルトパットも、汗の吸い取り〜という目的ならば、シーツなしでキルトパットだけでよくないですか? 深まる謎です。

あと、店頭で見かけてパッと買ってしまったのですが、探せばもっと可愛いのあったかなーと。笑

表面が綿100%じゃなくて、綿80%・ポリエステル20%なのも、やっぱり肌触りが好みでなくてちょっと失敗。この上にさらにシーツとしてバスタオルを敷くので、赤ちゃんの肌には直接あたらない予定なんですけどね。

【シーツ】パイル生地の布・バスタオルで代用

我が家ではシーツはバスタオルで行くことにしました。

120cm x 60cm などの定番バスタオルサイズが、わが家のベビーベッドサイズにぴったり。

赤ちゃんの肌が直接触れる部分だからシーツはいい素材のものを奮発して用意したい」という思いと、だからこそベビー布団の時期が過ぎた後も他の用途として長く使えるようにとの思いからバスタオル代用でいくことに。

オーガニックコットン100%のバスタオルを数枚購入し、それをシーツ代わりに使うことにしました。

ちなみに、写真は普通サイズのバスタオルではなくて、生地屋さんのワゴン売りで見つけた75 x 150cmのパイル生地。これも良さそうねと思わず購入。

オーガニックかわからないけれど、綿製品で有名なところで見つけたのできっといい素材のはず(結局アバウト)。

【掛け布団】スリーパーだけでいくことに。購入。

先輩ママの声で、ちゃんとした掛け布団は不要と判断。

家にあるひざ掛けサイズのタオルケットで代用する案でいくことにしました。

しかし、新生児の頃はかけた布団を剥がしちゃったりそれが万一顔にかかったりしたら良くない、という話を聞いて、「着る布団」とも言われるスリーパーの購入を決意。

購入したのはこちらの育児工房のスリーパー。(購入した柄は販売終了のようです)

夏生まれの我が子なので、しばらくはスリーパーだけでいってみようと思います。

そんなわけで、我が家のベビー布団完成形はこちらです!

枕なし・掛け布団なし・スリーパーのみ。

必要に応じて、家にすでにあるタオルケットやバスタオルをかけてあげようと思います。

ベビー布団、揃えるもので悩み始めてから早数ヶ月。

ようやくここに落ち着きました。

実際に使ってみて、また新生児の夏の時期、生後半年後の冬の時期、実際いつまでベビーベッドは使った? など追加報告していきたいと思います!

■■以下、実際に使ってみての感想や変更した点■■

ここからは実際に使ってみての感想や変更点です。

新生児の夏の時期 〜寝返り前〜

添い寝、意外といける

夜中の授乳時、座った姿勢での授乳がしんどいので赤ちゃんを大人のベッドまで連れてきて添い乳で授乳します。

そのまま私も寝てしまうのは危険なので、授乳が終わったら必ずベビーベッドへ戻す--のですが、最近はベビーベッドへ戻さず、体勢だけ直してスヤっとそのまま添い寝してしまう時があります。口元は必ず離し、赤ちゃんを自分や大人用布団から離しておくなどは気をつけつつ。

自分の寝相の悪さを心配しておりましたが、無意識下で赤ちゃんを認識しているのか、目が覚めた時はいつも寝入った時と同じ姿勢です。

添い寝、やる前は恐かったけど以外といけるなーと。

そもそも、産院が同室同床を推奨する病院だったので、産後直後から退院までずっと添い寝でした。なのでこれで馴染んでしまったのもあり。

ベビーベッドは、完全に守られているという安心感はあります。ですが、やはり毎回起き上がって赤ちゃんを抱き起こして、またそっと戻してが、「よいしょっ」となるので正直億劫で。また1時間や2時間後に授乳だしなーーと思うともうこのまま添い寝でいっか! と。

わが家は大人のベッドがすでにあるので選ぶ余地がありませんでしたが、もし選べるならば床に大人の敷布団を敷き、その隣に赤ちゃんの敷布団も並べる、が一番楽だったかなーと思います。

ただ、この「添い寝、以外といける」も、「今のところは無事」というだけであって、絶対安全ってわけではないですよね。

冬になって、大人が重ための掛け布団を使って寝るようになったら、夜中の授乳後はベビーベッドへ必ず戻す、を徹底するなど気をつけなくてはいけないなと思います。

新生児に五重ガーゼスリーパーは早かった。掛け布団はフェイスタオルで代用

掛け布団として購入したスリーパー。

「きゃ〜♡ ちっちゃ〜い! 赤ちゃんってこんなに小さいんだ〜!」

と購入した当初は驚いていましたが、新生児はもっともっと小さかったです。

あんなに小さいと思っていたスリーパーが、ぶかぶか!

本人に聞けたわけではありませんが、ちょっと重たそうだし窮屈そう……。

冷房が効いているとはいえ、暑そうでもあります。

新生児に五重のガーゼスリーパーは早かったようです。

また、赤ちゃんは手足から熱を放出して体温調節するので手足は出しておく、という話も聞いていたので、この足元まで覆われている感じが気になる。

そんなわけで、掛け布団は家にあったフェイスタオルで代用。

これまた本人に聞けたわけではありませんが、汗もかかずぐっすり眠るしで快適そうです。

フェイスタオルが顔にかかったら危険なので、写真のように必ず体の左右で下に挟み込むようにして、腕も必ず外に出すようにしています。

購入した五重ガーゼスリーパーは、秋冬やもっと大きくなってからの活用かなーと。

あるいは、新生児の夏の頃用に購入するとしたらダブルガーゼスリーパーなどもっと薄めで軽いものを選べばよかったな〜と思います。

生後3ヶ月頃からスリーパーデビュー

生後3ヶ月で身長が10cmほど伸び、大きくなりました。

秋めいたこともあり、五重ガーゼスリーパーデビュー。

新生児の頃は、スリーパーに潰されそう……! なんて思っていたのに、いつの間にかしっかりした身体つきに。

ちゃんとスリーパーを着こなせております。

生後6ヶ月でベビーベッドを卒業

  • 夜中の授乳後ベッドに戻すのが大変になった
  • 足をダンダン鳴らすのでベッドだと響く
  • ベッド内を動き回って柵にぶつかって泣く

の理由でベビーベッド卒業。

ベビーベッドをマットレスに変えた以外は、変更なし。

今もスリーパーのみで、掛け布団やまくらは使っておりません。

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