子どもが産まれるにあたって準備した寝床。
わが家ではベビーベッドを設置しました。
「ベビーベッドの使用期限である24ヶ月ギリギリまで使うぞ!」と思っていましたが生後6ヶ月で卒業することになりました。
その理由は以下の3点。
- 夜中の授乳後ベッドに戻すのが大変になった
- 足をダンダン鳴らすのでベッドだと響く
- ベッド内を動き回って柵にぶつかって泣く
夜中の授乳で2〜3回起き、そして活力旺盛なわが子のケースではありますが、
「だいたいこんな理由で使いづらくなるのね」と、これからベビーベッドを購入しようか検討中の方の参考になればと思います。
ベビーベッド卒業の理由
ベビーベッドの卒業のきっかけとなった理由は以下3点。
- 夜中の授乳後ベッドに戻すのが大変になった
- 足をダンダン鳴らすのでベッドだと響く
- ベッド内を動き回って柵にぶつかって泣く
夜中の授乳後にベッドに戻すのが大変になった
新生児の頃は良かった。
けれど、6kgを超えてきたあたりから、そこそこの重量になり。
中には、生後5ヶ月頃から夜中は通しで寝るようになった! という子もいると聞きます。
けれど、わが子の場合は6ヶ月を過ぎた今でも夜中に2〜3回は起きる。
その度に授乳。
自分の横に「よいしょっ」と連れてきて添い乳で授乳。
終わったらまた「よいしょっ」とベビーベッドに戻す。
この一連の流れが、だんだんと辛くなってきました。
気づけばベビーベッドに戻さずそのまま朝まで添い寝、ということも多々ありました。(大人の布団が被さらないようにちょっと身体を離しつつ)
うーん。これ、ベビーベッドでなくて普通の布団で添い寝でもいいかも?
と思い始めるように。
足をダンダン鳴らすのでベビーベッドだと響く
わが子、足が強い!
両足を振り上げ振り下ろす遊び(?)をよくします。
夜中、子どもが目が覚めてご機嫌な時は寝かしつけなどせず放っておくようにしています。(そのまますぐ寝ることも多いので)
ですが、5ヶ月を過ぎた頃から足の力も強くなり、足を振り下ろす音が響く響く。笑
ダン ダン ダァン!
ベビーベッドの下が空洞になっているので、太鼓の原理で音がかなり大きく響き隣の部屋まで聞こえるくらい。
今までは、子どもが夜中に目覚めてもご機嫌な時は放っておいて横で寝ていることができました。
けれどもう最近は、地響きのようにうるさくて夫婦共々夜中に何度も起きてしまうようになり。
ちょっとベビーベッドの使用を考えようか。
そう考え始めるように。
ベッド内を動き回って柵にぶつかって泣く
今までは、どちらかというと大人都合の理由だったので、どうしようかなと迷いつつなんとか我慢していました。
モンテッソーリ教育でも、”秩序の敏感期”というものがあるので、今からベッドを変えるのはよくないかなぁとも。
“秩序の敏感期“とは
簡単にいうと、「いつもと同じ」が安心する時期ということ。いつもと同じ場所で授乳、いつもと同じ場所でねんね、など。環境を変えて「いつもと同じ」でなくなると不安になったり不機嫌になったりするそう。
けれど、ある時期を境にベビーベッド内を動き回るようになってしまいました。
それはもうすごく動き回る。
ハイハイはまだしていないのですが、足でズリズリ・寝返りでゴロゴロ。
そして、柵にぶつかって泣く。
足でズリズリを1,2ステップ進んだら頭が柵にぶつかって泣く。
ゴロっと寝返りを1回したら柵にぶつかって泣く。
そんな感じで、ちょっと動いてはぶつかってその度に泣く、ということが増えてきて。
お腹が空いて泣いた時は授乳すれば割とすぐにストン、とまた寝てくれます。
ですが、ぶつかって泣いた時は何してもずっと泣く、ということも多々あり。
「お腹が空いて自分から起きる」以外の理由で睡眠が阻害されているこの状況は可哀想だよなぁと。
この子にとって、もうこのベビーベッドは狭いのかなぁ。
でも、逆に動き回るからこそ囲われているベビーベッドの方が安全だよなぁ……と悩んでいました。
が、そんなある日。
寝返った先で足だけ柵の外に飛び出して、その状態でさらに寝返りをうとうとして足がひっかかって泣いているわが子を発見!
怪我はしていなかったものの、見つけた瞬間本当にヒヤッとしました。
そんなちょっとやそっとで、の話かもしれません。ですが、足が変な方向にひん曲がりそうで恐かった。
もうベビーベッドをやめよう!
そう決意。
ベビーベッドをやめて大人用シングルマットレスを床に並べて置く形に
今までは、夫婦のベッドの横に、ベビーベッドを並べる形にしていました。
それを、ベビーベッドを片付けて代わりに大人用シングルマットレスを床に置くことに。
壁と夫婦のベッドで子どもを寝かせる大人用シングルマットレスを挟んで落下を予防。
夫婦が寝ていたベッドのベッドフレームを取り払い、高さをなんとか合わせます。
落下や壁との隙間に挟まるなどの危険性があるので基本的には大人用マットレスの使用は推奨されていません。わが家では試行錯誤で色々試した結果、苦肉の策でこの形に落ち着きました。ご家庭で試す際は、自己責任でお願いいたします。
夜中の授乳時は私が移動
夜中の授乳時は、子どもが寝ている大人用シングルマットレスの方に私が移動。
添い乳で授乳。
授乳が終わったら、私はまた夫婦のベッドに戻る、という形をとっています。
一旦起き上がって移動する面倒さはありますが、6kgの重さを抱え上げ下ろしするより遥かに楽です。
しかも、授乳後に子どもがうとうとし始めたらそのまま私が離れるだけなので、「ベッドに置いたとたん泣き出す」がなくなり、その点でもすごく気楽です。
添い乳に関しても、デメリットや注意点がありますのでこちらも自己責任で。
足をダンダン鳴らすのは響かなくなった
ベビーベッドの空洞がなくなったので、足をダンダン振り下ろされてもだいぶ響かなくなりました。
マットレス上でくぐもった音に。
しかし、これアパートやマンションだったら階下が気になっただろうなぁと。
一軒家でこそ使えた対処法でした。
マットレス内は相変わらず動き回るけれど今のところよし
正直、これはあまり解決になっていません。
ベッドの空間が広がったら、広がった分だけ果てなくコロコロと動いていきます。笑
気持ち、前よりは壁にぶつかって泣く頻度は減ったかな〜と。
端っこにいく度に真ん中に戻すという作業は今なお続いております。
秩序の敏感期に寝床を変えて大丈夫だったか
「いつもと同じ」が安心するという秩序の敏感期。
生まれてからずっと使っていたベビーベッドを辞めて新しい寝床にするのは迷いもありました。
結果論でしかないですが、わが家の場合は大丈夫でした。
ちょうど、ベビーベッドを辞めようと思い立った日の数日前から夜泣きが激しくなっており。
「こんな中、寝床を変えたらさらに悪循環かしら」とも思いましたが、結果的にはベッドを変えてから数日で夜泣きも落ち着いて、今ではすやすや眠ってくれています。
新しいベッドになる時に「今日からここが新しいベッドだよ〜」と頑張って話しかけたおかげか、たまたまかは不明です。
子育て、色々と難所がありますね。
またどこかのタイミングで不都合が出てきてしまうこともあるかもしれませんが、それまでは安眠してくれることを願います!
まとめ
- 夜中、まだまだ授乳で2~3回起きる
- すごく動き回る
というわが子の場合、
- 夜中の授乳後ベッドに戻すのが大変になった
- 足をダンダン鳴らすのでベッドだと響く
- ベッド内を動き回って柵にぶつかって泣く
という理由でベビーベッド卒業をしたというお話でした。
これが夜通し寝てくれる子だったら、寝相よく大人しく寝ていてくれる子だったら、もう少し長くベビーベッド使えたのかなぁ〜と思いますが、こればっかりは産まれてみるまでわからないのが難点ですね。
ベビーベッドを購入するかどうかを悩んでいる方に少しでも参考になったら幸いです。