ミシン初心者が最初の1ヶ月で作成したものと心境の変化

約1ヶ月前にミシンを購入しました。

小学生ぶりのミシンです。

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ミシンを買ったはいいものの、

  • 作りたいものと作れるものが違う
  • 自分のレベルで何が作れるかわからない
  • 何を作ったらいいかわからない

という、迷いの小道に。

ネットで色々調べてみるも、膨大なハンドメイド記事にぶつかり余計混乱する始末。

色々右往左往して、「なるほど、これなら作れる!」や「これ意外と作れそうかも!」というものを見つけてはちょこちょこ作ってまいりました。

同じく裁縫初心者で、「何を作ったらいいかわからない」と迷う方の気づきになればと思い残します。

作れそうかつ「わが家で必要なもの」という観点で作成しています。
コースターやランチョンマットなど、練習にはもってこいだろうけど「うちでは使わないかな」というものは作っていません。

目次

裁縫グッズ関連

ピンクッション

nunocoto fabric
手縫いでも簡単に作れる!ピンクッション(針山)の作り方 4種 手縫いでも簡単に作れるピンクッション(針山)の作り方を紹介します。 ベーシックなものから見た目がかわいいタイプまで、4種類ありますよ。

裁縫をやり始めて気付いた、「針山ないじゃん、作ろう!」と。

現代では「ピンクッション」と言うのですね。

アイロン定規

basic fabric - sewing lab
アイロン定規 作り方 - basic fabric 寸法通りに折り目をつける方法

裁縫とは違うけれど作って便利だったもの。

もともとアイロン定規の存在を知らなくて、しばらくはせっせと普通の定規で印をつけて折ってをしていました。

アイロン定規を使ってみたらとっても便利。

いやー道具ってすごい。

子育てグッズ関連

  • ガーゼハンカチ
  • 布おむつ
  • おしりふき
  • スタイ
  • トッポンチーノ
  • ファブリックボックス(おむつ入れにする予定)

どれもほとんど直線で縫うだけでOKなものばかり!

スタイだけはキットを買って作りました。

ファブリックボックスは、今後あれこれ増えるだろうおもちゃやベビーグッズなどを入れるのに、様々なサイズを作るのが楽しそう。

マタニティ関連

夏のスカートは作って良かった!

直線裁ちだけで作れる簡単なものなのに、作った感がありました!

色々作って思ったこと

練習ってやっぱり大事。失敗してもいいから「とりあえず作ってみる」

ちょっと完璧主義がある私。

裁縫の本を読んでいて「これかわいいなー」と思っても、つい「ちゃんと作れるかわからない」となって手を出さずにいるということがありました。

良さそうなのを見つけて「何かを作ろう」と思って買った生地も、いざその何かのために裁断しようとすると躊躇する。

いいの? 本当に切ってしまって。切ったらもう他のものに使えない! 後戻りできない!

というので、買ったはいいけど手をつけていない生地が既に多数です。

でも、ようやく色々作るようになって思うのは、作ってみないとちゃんと作れるようにならない、という極あたりまえのこと。

スタイすらちゃんと作れるかわからない、と作るのを躊躇していましたが、実際にキットを買って作ってみたら作れるようになりました。

とりあえず作ってみたら、作れるようになった。

それから、もうちょっと次のレベル感のものも、さらにその次のもの、とどんどん花開くように。

「使わないもの・無駄となるものは取り入れたくない」という想いもあるため、とりあえずの練習品や失敗しそうなものは作るのを躊躇していました。

けれど、それだと永遠に上手くなりません。

いい塩梅を見つけなくてはですね。

初心者はキットに頼るの大切

ミシン初心者が作れる簡単赤ちゃんグッズとして、スタイは定番。

けれど、最初はそれすらネットの説明を読んでも自分に作れる自信がなくて、ある日キットを買ってしまいました。

「キットを買わなくてもネットに無料で型紙や作り方いっぱいあるのに……」と節約思考が責め立てます。

けれど、これが実際自分にあっていた。

入っている布は全部このスタイを作るためのもの。

どんな生地をどれくらい買ったらいいかなんて余計なことは考えなくていい。

手順にそって行けば、間違いなくこのスタイが出来上がるはず!

ということでなんとか作れました。

作りたい。

でもちょっと躊躇する。

そんな時、工程の大部分を補充してくれるキットは10あった大変さを5とか3とかにしてくれます。

3ならば、頑張って作ってみようかな、って。

一度作ったスタイは、もう基本の形のものならサクッと作れます。

さらにこれを作ったおかげで、裁縫の本を読んでもわからなかった他のものの作り方も、実際に作った経験によってイメージができるようになったというか。

説明に使われる用語がまだわかっていないという勉強不足な部分もあります。

けれど、それよりも二次元の説明から三次元の様子を想像するのが苦手というものもあり。

読んでいて、「これどういうこと??」とハテナになっていたのが、実際に作った経験によってようやく合点がいったり。

とりあえず作ってみるは大事、そのためにキットとかどんどん頼っていこう! と思った経緯でした。

ミシンを始めた弊害 〜とっとき体質が再発〜

気付いた頃には、ものを何かと溜め込んでとっておいてしまう性格でした。

一度、大規模な断捨離を経験。

それを経て思ったのは、

  • もうこんなにエネルギーも時間も労力もかかること、二度とやりたくない
  • スッキリ綺麗な状態は気持ちいい! この状態をキープしたい
  • もっと身軽になりたい

ということ。

それからというもの、買い物はすごく時間をかけるようになりましたし、ついついとっておいて残してしまう「何かに使えそうなあれこれ」もバッサリバッサリすぐに手放せるようになりました。

とにかく、形に残るモノをとりこむことにすごくシビアになりました。

本当にこれを買う? 手放す時のことを考えたらどう? と。

ですが、ミシンを始めてからというもの、このモノが増えるとため込んでしまうがぶり返してしまいました。

まずミシンや裁縫道具などが増えていく。(これは必要最低限なものなので仕方ないとして)

そして作ったモノが増えていく。

さらに、「これを作る」「あれを作る」と買ってきた布が増えていく。

何かを作るのに使った「残りのハギレ」「リボンの端っこ」を、「他の何かにも使えそうかも」と全部捨てられずにとっておく。

先ほどの「とりあえず練習で作ってみる」は大切。

けれど、作れば作るほどまたモノが増えていく!

かといって、練習で作って終わったからハイ捨てる、なんてこともできず。

崩れゆくインテリア。

無秩序に埋まっていく棚の隙間。

けれど、ワクワクして止まらないこの創作意欲はとめたくない!

そんな矛盾感を抱えつつ、裁縫を楽しんでおります。

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